我が家の貯金箱

お家大好きつま子と、自然大好き夫の子育て奮闘の日々 アラフォーでもあきらめない!子供の教育資金と老後の資産形成始めました。

超初心者のための「ETF」って何?

ETF」とは上場投資信託のことです。
株のように、取引市場で売り買い出来る投資信託で、信託報酬が安く結果的に、投資信託よりも手数料が安くなっています。

最近さらに売買手数料が無料化傾向で手数料が下がりつつあります。
現在、指数(日経平均東証株価指数、米国のS&P500とかです)に沿って運用されるインデックスファンドと呼ばれる投資信託がほとんどです。

おすすめする人

小額から分散投資したい
専門家に任せたい
投資信託よりも手数料を安く抑えたい
手間がかかっても大丈夫

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おすすめする理由

小額から分散投資出来て、専門家に任せられる点は投資信託と同じですね。
さらに、ETFならではのメリットをご紹介します。

投資信託より手数料が安い(最近売買手数料が無料になってきた)

投資信託では信託報酬というものがかかります。ETFではこの信託報酬が安い分だけ投資信託よりも手数料が安くなっています

売買手数料はETF投資信託も株でもかかりますが、投資信託ではノーロードと呼ばれる買った時の手数料が無料のものがあります。ETFも最近になって、証券会社によっては主な商品は売買した時の値段が無料になっています。

つま子がおすすめする楽天SBI証券は両方ともETFの売買手数料が100銘柄以上無料になっています。

取引している値段を見て、自分の好きな値段で注文できる

ETFは株のように売買できる投資信託です。
株のように取引時間内は値段が上下します。

指値と呼ばれる自分で注文する値段を決めれる方法(買えたり売ったり出来るかは分からない)と、成行と呼ばれるその時に売買したい人の値段に合わせる方法(買えるし売れるけど値段は想定外に高かったり低かったりすることもある)があります。

投資信託は注文後に値段が決まるので、注文する手間はかかりますが、ETFの方が安く買える可能性があります

積立買付のサービスが出ているところもある

証券会社によって違いますが、積立買付のサービスをやっているところもあります。
つま子のおすすめする楽天SBI証券もそうですね。
積立買付のサービスを利用すると、投資信託のように放置することが出来ます
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※注意してほしいこと

ETFは分配金を再投資する場合、自分で買付して再投資しなければなりません。
ここが、投資信託よりもどうしても手間のかかる部分です。
手間がかからず、最初の選択と設定だけで運用出来る投資信託の方が簡単で初心者向きになります。
分配金自体にも税金がかかるので、特に外国のETFは再投資するには税金のコストが高くなります。
外国のETFを再投資するなら投資信託の方がおすすめです。

さらに、ETFは株と同じような扱いになるのでNISAは使えますが、iDeCoや積立NISAは使えませんiDeCoや積立NISAを使いたいときは投資信託を使いましょう

waga.hateblo.jp

ETF投資信託や株との違い

   
ETF 投資信託株(個別)
買える場所 証券会社 証券会社、金融機関証券会社
取引 取引時間 原則15時まで 取引時間
手数料 安い 安くなってきている
ETFより高め
安い
使用できる
税の優遇
NISA iDeCo
NISA
積立NISA
NISA
手間 かかる あまりかからない
放置も可能
かかる
価格 市場価格 基準価格が毎日決定
上場はしていない
市場価格
もらえるお金 分配金
売買益
分配金
売買益
配当金
売買益
株主優待

実際に資産を運用してみよう

証券会社で口座を開設して株の取引が出来るようになれば、ETFも買うことが出来ます。

選び方

ETFは同じ指数に沿って運用していても商品によって手数料も分配金も違います。手数料が安く、分配金(運用利益)が高いものを選びましょう。

つま子は長期投資をおすすめしていますので、長期で利益がずっと出ているかどうかも重要になります。

短期で売り買いする方法もあります

ETFは株のように短期で売買することも出来ます。株の指数に沿って運用しているものがほとんどなので、値段が下がっている時に買って、高くなったら売る人もいます。

為替リスク

注意して欲しいのが、米国ETFなど外国のETFを買う時は為替のリスクがあることです。為替の値段が1ドル=100円の時と、1ドル=110円の時では10%も値段が違うことになります。かなり大きなリスクなので為替の値段も確認して売買を決めましょう。
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おすすめは10年以上の長期投資

つま子は10年以上、出来れば15年以上の長期投資をおすすめしています。
方法としては以下の2つあります。

毎月決まった金額分を定期的に購入し続ける方法(ドルコスト平均法

自動積立サービスを利用もしくは毎月定額を自分で注文することになります。平均的な値段で購入できるので一番低リスクの方法になります。
waga.hateblo.jp

ある程度の金額を購入して放置する

指数に沿ってETFの値上がりした分と、分配金が利益になります。
購入した金額が高いと値上がり分が小さくなり、購入した金額が低ければ値上がり分が大きくなり利益も大きくなります。

手数料が毎年引かれていきますが、長期で上昇している指数に沿ったETFならば、10年以上の長期投資でETFの値段自体が高くなっている可能性が高くなります

分配金をどうするか

どちらの方法も分配金は自動では再投資されません。自分でETFを購入して再投資に回すか、投資に回さずにおこずかいや自分年金の感覚で使っていくかを選びましょう。

分配金には税金がかかる

再投資に回す場合、分配金に税金がかかる分だけ投資信託よりコストがかかります。投資信託自体の手数料が下がってきている現在は、長期で再投資するなら投資信託をおすすめします。

投資信託iDeCoや積立NISAを行って、余裕があればETFも視野に入れてはどうでしょうか。
また、積立NISAではなくNISAを行っている人は、ETFを使ってみるのもいいと思います。