子供のアレルギー対策~牧場と保湿ローション~
子供のアレルギー対策はどうされていますか。
ずっと家にいて、外に出かけない「つま子」と子供を心配して夫が連れ出してくれました。目的地は牧場です。アレルギー対策の一環として連れて行きました。
アレルギー対策
農家の子供は農家以外の子に比べて、花粉症ぜんそくになる割合が極めて低かったという、10年以上に渡る研究結果がオーストリアであるそうです。乳幼児期に牛や馬などの家畜に囲まれてそだった方がアレルギーに発症しにくいということも言われています。
正直、どこまでが本当なのかエビデンスが取れていないのですが、オーストリアの統計調査(家畜ではなく農家だけど…)はあるし、一応牧場に行っとこうかな。気晴らしになるし、本当にアレルギーが発症しなければ儲けもんですしね。
つま子は花粉症です。そしてアトピー性皮膚炎と小児ぜんそくでした。結構つらいですよね。
牧場に行ってきました。
天気も良くて気持ちいいですね。ヤギとポニーとウサギがいました。まだ、子供は1人で歩くことも出来ないので行ったところで寝てるだけなんですが。
手洗い場やごみ箱も牧場っぽく装飾されていて可愛いです。よく見たくて、まだ横抱きの子供を抱えて近寄ってみたら、ヤギが突進してきてちょっと怖い…。びっくりして子供を抱えて逃げ回ってばかりいました。ヤギはつながれているんですが、突進してくる勢いがすごくて。
そんな中でも相変わらず子供は寝ています。つま子は、お目当てのソフトクリームが食べたかったんですが、やっていませんでした。残念。
経皮感作~保湿って大事~
皮膚を通過して異物が侵入すると、アレルギー反応を起こす体質になってしまうことがわかっています。皮膚に傷や湿疹があると、普段守られている皮膚からアレルゲン(アレルギーの原因物質)が侵入してしまうんですね。
アレルゲンは、ハウスダスト、鶏卵、牛乳、小麦、大豆、落花生など多種多様です。アレルギーの原因物質自体を赤ちゃんに近づけないようにしようというのは無理な話ですね。
乳幼児だけでなく、大人でもなります。
少し前に加水分解小麦成分の入った石鹸で小麦アレルギーになったものもそうですね(つま子も使っていたのですが、きめ細やかな泡立ちで香りも良くて気に入っていました、今は真珠成分へ変わったはずです)。
食べたアレルギーの原因物質は、アレルギー反応を起こさない少量を食べ続けることにより、「経口免疫寛容」と言って、過剰なアレルギー反応を起こさない状態になることもあります。医師の指導下で実際にアレルギー反応を起こす食べ物を少しずつ食べて、アレルギー反応があまり起こらないようにする治療法もあります。
食べることよりも、荒れた皮膚からのアレルギーの原因物質の侵入の方がリスクが高いといえますね。
乳児湿疹やアトピー性皮膚炎で皮膚のスキンケアを重要視しているのも、経皮感作を防ぐ目的です。
基本的に皮膚のスキンケアは保湿になります。脂っぽい湿疹も、保湿が足りなくて皮膚から脂が過剰に分泌されることによって湿疹が出来ている場合が多いです。
とにかく保湿が大事ですね。
子供の湿疹~ピジョンのフィルベビー ベビーミルクローションの効果がすごい~
つま子も先日、子供の湿疹がだんだんひどくなっているのを発見してしまいました。
産まれてすぐはそんなに乾燥もしないこともあって、ベーテルという一部の医療機関で使われているとにかく浸透がよいローションを使っていました。さらさらした使い心地で刺激のなくて質の割にお安いんです。ただし、時間が経つとやっぱり乾いてくる感じになります。
里帰り先から家に戻った時点で、沐浴をやめて大人と一緒にお風呂(ただし一番風呂)に入るように変更です。環境が変わったせいか顔と首にだんだん湿疹と思われる皮膚の荒れがみられてくるようになりました。
気になったので、試供品でいただいたピジョンフィルベビー ベビーミルクローションとクリームを塗っていたんですが、その日に赤味は消えて、ちょっと皮膚がざらざらしただけになりました。効果が抜群すぎて恐ろしい…。2週間ぐらい続けるとざらざらも消えてびっくりするぐらいキレイな肌になりました。
そこで、試供品がなくなってベーテルに戻したんですが…。あっという間に湿疹が戻ってきてしまいました。
あわててお高いんですがっ、試供品でもっとも効果のあったピジョン フィルベビーのベビーミルクローションを購入。楽天で泡ソープの小さいのも付いてきます。
お値段はベーテルの約5倍(ベーテルが300MLで1100円、ピジョンフィルベビーは380gで4840円:2021年4月27日の楽天市場より)。
でも、塗ったらすごくしっとり。すぐに赤味は消えました。子供の将来のためにざらざらがなくなるまで続けようと思います。
ピジョンの方はお高いけど効果はテキメンなので、皮膚が荒れやすいところを中心に使って、ベーテルは胸より下に使おうと思っています。
アレルギーは起こると色んなことが制限されて、なかなか大変です。
皮膚の保湿でかなり起こる確率が減らせるものもありますので、せっせと保湿に頑張っていって気になることがあればご紹介させていただきます。