ハワイで水質改善のニュース
スノーケルの人気スポットで水の透明度が60%以上も改善
コロナ禍で9ヶ月の入場禁止になったホノルル市のハナウマ湾で水の透明度が60%以上も改善し、大きな魚も戻って来ているそうです。
スノーケルなどをすることによって、いかに水が汚れるか考えさせられました。1日に2500~4000人が水に入るとこんなことが起こるんですね。
昨年ホノルル市はハナウマ湾の入場を再開しました。せっかく改善した水の透明度や、魚が戻ってくる環境を少しでも守ろうと人数を制限しての再開です。
9ヶ月間の休みによって、新しい視点を得られ、思い切った制度を実施しやすくなりました。
ハワイで環境税を徴収
また、ハワイ州でグリーンフィーと呼ばれる環境税が20ドル(2千円ちょっと)観光客から徴収されるようになったようです。観光客が減っても財源を確保する目的とのことです。
日本の入湯税のように使う目的を限定して、使用する人達が税金を払って守っていくという考え方はとてもいいと思います。
利用する人にとっては利用したいものにお金を使うことは、自分にとって意義のあることです。次回利用する時にまだ利用出来る形で残っている、少しでも使いやすくなっている。そこに価値を感じるのではないでしょうか。
反面、全く使わない人にとっては、なんでそんなことに大切なお金から税金を払わなければならないのかと疑問を抱く人がいるのも当然のことですよね。
生活費のように生きていくために必要なことに税金をかけると生活が成り立たなくなってしまいます。
ちょっとした心の潤いのための税金は、使用者の絶対数は減るかもしれませんが、使い道を限定するならば質を高めることにもつながり、利用者にも、従事している者にも政府にとっても良いのではないでしょうか。
世界をあげて環境改善に取り組んでいる現在、コロナ禍だからこそ出来ることもあると実感した記事でした。
持続可能な…
人間が動くことによって、環境にこれだけの変化が起きている、SDGsの持続可能な環境づくりはしなければならないこととはいえ、実現するには痛みを伴います。
大きな変化の今こそ、新しい生活習慣と共に今まで何をしていたか、自分たちが何をしていくか、改めて考える機会なのかもしれません。
と、言ってもコストを優先してしまう「つま子」なので、自分に何が出来るかは身近な小さな、なるべくコストがかからないことから始めていこうと考えています。