我が家の貯金箱

お家大好きつま子と、自然大好き夫の子育て奮闘の日々 アラフォーでもあきらめない!子供の教育資金と老後の資産形成始めました。

超初心者のための「ジュニアNISA」って何?

ジュニアNISAとは、未成年の子供のための「少額非課税制度」といい、株や投資信託などで子供のための資金を運用する時に、税金がかからなくなる制度です。

成人まで払い出し出来なかったのですが、2023年に制度終了することが決まり、とてもおすすめ出来る制度に変わったのでご紹介します。


おすすめの対象者

特におすすめする対象者は、2023年に3歳までの子供のいる方です。
7歳までの子供がいる方も検討されるといいと思います。


f:id:wagayanochokimbako:20210419211647j:plain

おすすめの理由

制度が終了することになって以下のことが選べるようになりました。

  • 2024年以降は子供が18歳になる前に引き出す
  • 18歳まで運用する
  • 18歳以降はNISA口座に移す

投資信託短期ではマイナスになることもあります。
しかし、15年以上くらいの長期投資ならプラスになる可能性が高いです。
教育資金のように低リスクで運用したい場合にもおすすめ出来ます。

例:低リスクで大学資金を作ってみよう

リスクの低い15年以上運用で、大学入学資金を貯めたいですよね。

2023年に3歳までの子供なら15年運用出来ます。
10年くらいの運用でマイナスになる可能性はかなり低くなるので、2023年に7歳までの子供がいるならやる価値はあると思います。
もちろん、余剰資金で運用される場合は、とてもお得な制度なのでどんどん活用しましょう。

ジュニアNISAの非課税金額は、1年間に80万円(2023年までの制度のため3年間のみ)
運用期間は、5年間

満額で3年間運用すると240万円の元本になります。

利回りを安定重視の3%で運用するとして、3年間で約251万円、それをそのまま放置して3%で運用すると以下のようになります。

     
運用期待利益
運用期間
3%
(低リスク)
5%
(標準目標)
10年 310万円 366万円
15年 360万円 469万円
18年 393万円 545万円

教育資金を作るとすれば、低リスクでの運用を考えると思われますので3%で例をあげます。

ジュニアNISAを始めて10年後に310万円、15年後に約360万円、18年後には約393万円になります。
もちろん3%で運用出来るとは限りませんが、15年以上で運用すればマイナスになる可能性はかなり少ないので使わないのは勿体ないかなと思います。


ちなみに、ジュニアNISAは18歳になると自動的にNISA口座が開設され、NISAか積立NISAを選ぶことが出来ます(積立NISAは投資している中身の商品は移動出来ませんが)。

非課税金額 運用期間 元本
ジュニアNISA 80万円 5年間 240万円
NISA 120万円 5年間 600万円
積み立てNISA 40万円 20年間 800万円



大学の入学資金は平成30年時点で以下の通りです。

国立大学 私立文系私立理系
授業料 約54万円 約79万円 約111万円
入学料 約28万円 約23万円 約25万円
施設設備費 約15万円 約19万円
4年間合計 約243万円 約352万円 約486万円

教育資金は年々高くなっているので、上記の金額より高くなる可能性があります。それでも大学の資金は大体貯まると考えて良いのではないでしょうか。



投資はご自分の資産の状況に合わせてリスクを調整してください。
短期ではマイナスになる可能性も高いですが、淡々と毎月積立(リスク分散のため)していく方法が長期的に考えると一番低リスクの投資手法になります。
特に教育資金は必ず使うことになるお金ですので、別で貯金もしておくことをおすすめします。

waga.hateblo.jp